人と英語で関わっていきたい。
ゼロから一人で挑戦した、
海外への強い想い。

長谷川 慎太郎

仕事内容

海外拠点と日本を結ぶ

2007年に留学先のカナダから帰国し、第二新卒でテレコムスクエアに入社しました。コールセンターのテクニカルサポートで、日本語と英語の電話対応を5年間。その後、2012年に香港駐在となり、現地の拠点立ち上げとWi-Fi事業の拡大を2018年まで担当することになります。2019年に日本へ戻ることになり、国際事業部門にてWi-Fi顧客の基盤拡大と、弊社開発のARナビゲーションアプリ「PinnAR」の拡大販売をミッションとしています。
Wi-Fi事業の業務は、海外の事業パートナーとのやり取り・管理を行っています。売り上げの報告を受けたり、数字の管理、戦略的な営業アドバイスを送ります。担当している拠点はアメリカ、ヨーロッパ、香港、タイ。あくまで動くのは現地のパートナーなので、私の役目はそのバックアップです。こちらから依頼やアドバイスをする時も、現地ならではの考え方を尊重した上で発言をするようにしています。
学生時代
人生を変えた英語との出会い
学生時代は、いたってふつうの学生でした。趣味は映画とスケートボード。そしてアルバイトの生活を繰り返していました。特に何かの勉強に強く打ち込んだこともない、あまり真面目な学生ではなかったと思います。ただ、あとになって役立ったのは、映画が好きだったことです。カナダへ留学することになるのですが、語学を勉強する時に趣味の映画鑑賞が良い形で役に立ちました。映画を通じて友達もできたし、共通の話題も見つけやすかった。でも、カナダに留学したのも、海外の映画が好きなのに英語がまったくできなかったということと、語学を学べば将来何かの役に立つだろうという漠然とした理由でした。結果、英語を使えるようになり、海外駐在時は90%が英語でのやり取り。日本に帰国してからは、英語での会話は10%ほどに減りましたけど、メールや書類を入れると50%は英語でのやり取りとなりますね。
留学から帰国後テレコムスクエアに入社したのは、英語を活かせる仕事を希望していたからです。人と、英語で関わっていきたかった。そういう意味でインバウンド/アウトバウンドの顧客を持つ旅行業界は魅力的で、ここなら英語を使って仕事ができると入社を決めました。最初に配属されたテクニカルサポートセンターは、電話応対で外国人と話すことも多いので、これはいいぞと思いましたね。
いちばん大変だった案件・仕事

ゼロからの海外拠点立ち上げ

サポート業務を5年やり、新しい刺激を感じることが少なくなってきた時期です。社内で香港拠点立ち上げのポジションの公募があり応募しました。いつかは海外に行って仕事をしたいという欲求もあったのでタイミングよくチャレンジすることができました。ですが、海外で働くための知識やスキルを身に付けていたわけではなく、気持ち優先で行くことを決めたので、香港に行ってからは苦労しました。拠点の長という、ポジションも初めてで、経験も無い。営業、接客、清算、管理、法律といった全ての土台作りに加えスタッフ管理。更にもちろん売り上げも作らなくてはならない。最初の2年間は本当に忙しくて、携帯はずっと鳴りっぱなしでした。でも、現地で新しいサービスを展開できた喜びや、刺激の方が強くて、辛くはなかったですね。本当に大変でしたが、とてもいい時間を過ごせたと思っています。
駐在期間で学んだことの中でも一番は責任感。何に対しても自分の責任として捉えることができるようになった。その経験は今の自分の糧になっています。
いちばん大変だった案件・仕事
新しく形をつくる
スタッフの管理についても苦労しました。向こうではそもそも文化が違うので、働き方も違う。そこはうまく合わせるようにして形を作っていきました。例えば勤怠。香港ではほとんどのスタッフが定刻の2、3分前に滑り込みで出社してきます。どんなに真面目な人でも。これは文化ですと。そこで日本のルールと香港のルールの間を取って、定刻5分過ぎまでは遅刻にならないよう譲歩しました。その代わり、5分を過ぎる場合は事前の電話での連絡を必須にするなど、お互いに話し合いをしながらルールを新しく作り上げていきましたね。こういうことがたくさんありました。
ビジネスの面でも驚きを感じたことがあります。訪問した会議の席上で、出席者がみんな別の話をしているんです。こちらの話を聞いていないと感じましたが、よくよく聞いていると、全員がその場で各々社内決裁を取っている。電話をかけたり、メールをしたりしながら。彼らにとっては会議中のそれが当たり前だったのです。日本の場合は、会議で出た課題を持ち帰って検討すると言って、その場で結論は出さないケースも多いですが、そこでは全部決まっていく。すごいスピード感です。このように環境の違いを日本と香港のどちらが優れていると決めることをせず、お互いが譲り合い、歩み寄りながら、納得感のある新しい落としどころを作っていくのは、勉強になりました。
未来の新卒へのメッセージ

海外で働くために大事なことは

海外に携わる仕事を探している方たちは、みんな英語を勉強していると思いますが、TOEICの点数が満点に近い人でも、まったく英語を話せない人もいます。話せないし、話さない。そうかと思えば、TOEICの点数が低くてもたくさん話せる人もいて。語学力が無くても話をしているんですよね。僕は話す勇気を持っている人たちの方が刺激ももらえるし、尊敬もしていて。今、語学を勉強している人たちは、話かける勇気を鍛えていくと、意外なチャンスが開けてくるかもしれませんね。もちろん勉強は必要ですが、心のどこかでどうせ勉強してもネイティブにはなれないと、開き直りの気持ちで話してみるといいと、僕はそう思って英語を話しています。
海外で働くために必要なスキルは……やはり、受け入れる力だと思います。会話、文化、価値観。日本の文化という固定概念を持ったまま行くと衝突してしまうので、自分はそこでは外国人であり、学ぶ姿勢でいることが大事だと思います。

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